見ている人がいるかわかりませんが、お久しぶりです。

ブログを書く習慣がなく、すっかり忘れていました。

これからは最低でも週1ぐらいで更新していこうかと思います。

ということで、今回はNintendo SwitchのProコンを修理した話です。

(だいぶ前の話ですが前回のNintendo Switch修理は、色々と問題が発生し一旦保留になっています。)

すみませんが修理のときの画像を取り忘れました。(次から気をつけます)

修理の要点と注意点を記録したいと思います。

今回は外装も交換したのでその感想やパーツ選びについても残そうと思います。

導入

買ったのはSwitchのプロコン3台で、

(ドリフト and バッテリー膨らみあり、スティック左右反応しない、認識しない)

某フリマアプリで6000円ほどで購入しました。

状態はあまり良くはなく、1台はスティックの軸が折れた状態でした。

分解調査すると、1台はバッテリー不良によって、もう1台はコネクタ部破損によって認識不良でした。

また一台は、スティックの修理に失敗したもののようで、

スティックに繋がる配線のランドが剥がれており左右が反応しない状態になっていました。

パーツクリーナや接点復活スプレーでドリフトが治るとか言われてますが、

対処療法でしかないと思っているのと残った液剤がベタベタするのが嫌なので即パーツ交換です。

バッテリー2つは生きていたのでアナログスティックを取り寄せ、

1台はスティック交換、1台はランドの配線を修理し、2台については無事復活できました。

1台はコネクタ交換が必要で、一度は交換に成功したのですが、

形が違うコネクタを無理やり付けたためか使っている内にまた認識しなくなり、修理を保留中です。

(Type-C端子を壊す人は一体どのような使い方をしてるのか気になります)

修理のコツ

スティック交換は、鉛フリーはんだが使われているため、

温調機能付きのセラミックヒータのはんだこてを使用することをおすすめします。

私が使ったのはgootのPX-201です。

温度固定のものでもできなくはないですが色々なものを修理するのであれば、

上記機種や後継機種のPX-280かHAKKOのFX600が良いと思います。

Amazonで調べると中華製のものがたくさん出ますが、gootかHAKKOのものが安心して使えます。

小手先の選択肢も上記機種であればたくさんありパーツ単位で部品を交換できるので、

上記機種の中から選べば間違いありません。

おすすめの小手先は2Cか3Cです、元々ついている鉛筆の先のものより熱が伝わりやすいです。

また、半田の吸い取りには、吸い取り線かENGINEERのハンダ吸取器(SS-02)をおすすめします。

吸い取り線はなんでも良いと思いますが、私は近くの店で買えるgoot製のものを使用しています。

吸取器は使用にコツが必要ですが、慣れればずっと使えるので吸取器もあると早く終わると思います。

ENGINEERのハンダ吸取器をおすすめする理由は先端がシリコンチューブになっており、

密着しキレイに吸えるのと、他社のプラスチックの吸取器と違い金属なので耐久性がある所です。

大量の半田は吸取器で、残りの表面張力で残ってしまったものを吸い取り線で吸うと早くできます。

はんだこての温度設定は350℃~370℃あたりで、

ハンダが溶けてきたなという感じから数秒置いて吸うとキレイに吸えると思います。

(ここは慣れやコツが必要かもしれません)

吸い取り線が基盤にくっついてしまった場合は、決して無理して剥がそうとせず、

はんだこてでその部分を温めながら少しづつ弱い力で動かしてみてください。

(無理して剥がそうとするとランドが剥がれて悲惨・面倒なことになります)

半田が溶けない場合には、フラックスを追加で塗ったり、

鉛入り半田を追加で半田し、鉛フリーはんだと溶かし合わせることで溶けやすくなります。

大事なのは焦らないことと、温めすぎないことです。

温度にもよりますが基盤にはんだごてを当てるのは長くても10秒ぐらいが良いかと思います。

ランドを温めすぎるとランドが剥がれます、やばそうだったら早めに止めましょう。

ランドさえ生きていれば簡単にリカバリーできます。

パーツの選定について

アナログスティック

AliExpressではもちろん、Amazonでも最近はスティックの部品が買えますね

巷ではスティックによって端まで入力できないなどあるみたいですが。

今回いくつかのショップで計15個ほど購入してみたのですが、

2種類に分けることができました。(AliExpress購入のものも含みます)

自分の場合はどちらのスティックでも端まで問題なく入力できました。

どれもALPSの刻印がありましたが、よく見ると細部に違いがありました。

1種類目

2種類目

スティック軸を固定する白いパーツが、

1種類目は鳥の足のような形をしていますが、2種類目はT字になっています。

どちらも問題なくつけることができ、使用はできましたが、

2種類目は不良率が高そうです。(最初に付けた2種類目の1個は、最初からドリフト状態でした)

他の方の交換の記録を見ると、軸の部分に関しては1種類目のものばかり出てきます。

勘でしかないですが、1種類目は正規品(もしくは流出か精巧なコピー)で、

2種類目は粗悪なコピー品の偽物かもしれません。

1種類目のものはそのようなことはなかったので、購入の際は1種類目のものが良い気がします。

(画像を見て購入したところで、画像通りのものが来ないこともありますが😅)

外装

こちらもeXtremeRateのシェルなどであれば、Amazonでも買えますね

AliExpressでは著作権なぞ知らんと言わんばかりに、純正と同じ柄の外装が普通に買えます。

(もちろん非正規のNintend◯ロゴも入っているものです)

気になったので今回スプラトゥーン2、スプラトゥーン3モデルの外装を購入してみました。

外装交換後の画像が以下になります。

使用感ですが、全て交換するのであれば問題なし、元の純正と組み合わせると問題ありです。

また、表面のスプラトゥーン風インクの模様が、純正とコピー品では違いました。

(純正は光沢感がありますが、コピーの方はマットで塗膜が薄そうです。)

実際交換してみると、組み立ての際にグリップの部分を被せる形で差し込むのですが、

中華製のものを純正のものにかぶせようとするとかなり無理矢理になります。

(コピー品だけで組む場合には問題はありませんでした。)

やはり中華製のコピー品のためか細かな寸法については誤差があるようです。

ボタン部分については特に問題は発生しませんでした。

またグリップとの境目部分に、純正と比べるとやや隙間ができます。

そこが気にならないのであれば、見た目も綺麗になり全然普通に使えました。

色変更

Proコンの外装を交換し、元の色から変わってしまったので、

コントローラ内の色情報を変更します。

(別にしなくてもいいですが、ゲーム内で一致したほうが嬉しいので)

使ったのはどっちかだったと思います。(すみません、覚えてません)

https://github.com/mzyy94/joycon-toolweb

https://www.mzyy94.com/blog/2020/05/27/switch-joycon-color-replace-tool/

純正コントローラーのカラーコードを調べ設定すれば、ほぼ純正と同じ状態になります。

P.S.

ちなみに、AliExpressでは普通にProコンの偽物も売っています。

偽物はNFC機能がない物が多いようですが、NFC機能ありと書いてあるものもありました。

中国恐るべしです、フリマアプリで購入する際には偽物に気をつけてください。

投稿者 たく

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